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英Hanabishi

Author:英Hanabishi
褌一丁の気合とパンツ一丁の気楽さで、時にはムラムラ、時にはスポーティに、時には芸術的に読書中。自分の中では一貫した趣味のつもりですが、メジャーどころからは一定の距離で全部ズレているみたいです…。1つ好みのものがあれば、隣のものにも好みポイントがあると思います。「もしかしてコレ好きかも?どうですか?」というオススメ大歓迎です。


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「シャネル―人生を強く生きるための『孤独力』」

働く女性のための
女性らしく見えて、
女性が動きやすい服を作ったのが
ココ・シャネル

いまのブランドとしての
シャネルは置いておいて、
ココさんという女性が
どんな働き方をした人なのか、
ずっと気になっていた。
シャネル―人生を強く生きるための「孤独力」 (齋藤孝の天才伝)シャネル―人生を強く生きるための「孤独力」 (齋藤孝の天才伝)
(2006/08)
齋藤 孝

商品詳細を見る

彼女は孤児院で育って、
成り上がって、
一世を風靡して、
芸術家のパトロンをして、
戦争で全部捨てて
62歳でスイスに亡命。

充分に劇的。
でも、私の心が揺れたのは、
その後の人生。

71歳でファッション界にカムバック。
そこから16年、
仕事でまた新たな成功をする。
1971年、87歳で生涯を閉じる。

衝撃だった。
もし私が、
62歳で亡命したら、
それから9年ものんびりしたら、
仕事に本気で復帰することが
できるだろうか?
気づいたら16年も働いちゃって、
しかもしっかり成功しちゃって、
今日の『ブランド』を
築いてしまった。

71歳から新しいことをはじめて、
なにものかを成して、
死ぬまで何年だろう、と
指折り数えているだろうから、
いま、いま、いま、
と良いと思えることを
選択していったに違いない
と想像する。

私、まだ働き始めてから、
16年もたってない…。
なんて、幼いんだ!!!

「もう○年もやったから」と、
何者かになったつもりに
なるのも恥ずかしい。

「まだ○日しかやってないし」と
努力不足の言い訳に
時間を使うのは卑怯。

「あと○年もあるのか」と、
時間があるのを当たり前に、
しかも嫌々に感じたりするのも
生意気。

「もう時間が無い!」と
あきらめるのもみっともない。

目の前にある時間を大切にしよう。
この気持ち、忘れないようにしよう。

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「老疼の雫」

野村沙知代さんが好きです。
でっかい粒の宝石が似合いそうなあの感じ。
ぶっとい葉巻が似合いそうなあの感じ。
お金が勝手に集まってきそうなあの感じ。
(同じような理由で細木数子さんも好き。)
老疼の雫老疼の雫
(2008/05)
野村 沙知代

商品詳細を見る

ゴージャスな宝石の表紙も気に入りました。
--若いときのような、自らを傷つけるような鋭く強い「痛み」ではありません。
--しかし、心と身体をむしばまれるような、脳の中を、ひっかかれるような、苦しさが、私たちのような高齢の女性たちにはあるのです。

それが「老疼」。

--雫は、はかなく、美しく、そして健気な語感のする言葉です。
--せめて、老いても、疼いても、そこからは雫ができる、
--そういう気持ちを込めました。

それがタイトルの意味です。
年老いた女性たちの「疼き」を表現したい、と。

これから、生きていけば、
私は確実に「年老いた女性」になります。

できれば、粒の宝石をして、
ぶっとい葉巻が似合いそうな、
彼女みたいな感じになりたいし、
とっても長生きしてみたいので、
どんな疼きが待ち受けているのか
非常に気になるところなのです。

物語の最中、
「雫」は本当に出てくるのか?
出てこないのか?
と不安になりながら読みすすみ、
人それぞれの雫。

50年でも、7年でも、2ヶ月でも、
夫でも、蕎麦でも、麻雀でも、
雫はあった。

生きているのは「今」だけで、
振り返って初めて
「今」が重なって長さがあるだけ。
幸せな時間の長さは
あまり関係ないなぁと感じた。
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「やさしい切り紙」

幾何学模様モエする。
美しい切り紙。
自分で切れる、というのが
素晴らしい。
やさしい切り紙―折って、切って、開いてつくるやさしい切り紙―折って、切って、開いてつくる
(2007/02)
矢口 加奈子

商品詳細を見る

切ったもので
何かを作っても良い。
夏休みの工作的。

でも、私の場合、
それで何かを作りたいよりは、
自分の手の中から
こんな幾何学模様が
生まれてくることが
感動。

複雑な模様も
滑らかなカーブも、
だんだん上手になる
自分が楽しい。

やさしい切り紙 2 (2)やさしい切り紙 2 (2)
(2007/07)
矢口 加奈子

商品詳細を見る

部屋は切りくずだらけ。

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「筆ペン字練習帳」

もともと字を書くのが好きなので
字がうまくなりたいなと
こういう類の練習帳を
常に2冊くらいは
手元に買ってある。

そんな私が、
一度終わったこの本を
もう一回買いたい!!と思った、
おススメ練習帳がこれ。
書き込み式 筆ペン字練習帳書き込み式 筆ペン字練習帳
(2005/11)
和田 康子

商品詳細を見る

オーソドクスで
癖の無い手本と、
書き込みやすいつくり。
筆ペンはくれ竹がオススメ。
くれ竹 万年毛筆 黒軸(13号) DT140-13C

私の場合は、
お習字をしていると
どんどん集中して
無心になれる。

うまい字を書きたければ、
背筋と胸筋と二の腕も
バランスよく鍛えないと
いけないので、
実は筋トレにもなっている。

ボールペン版もあります。
書き込み式ボールペン字実用練習帳書き込み式ボールペン字実用練習帳
(2004/11)
和田 康子

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「RURIKO」

このかわいらしい人
目が釘付け。
生身の人間とは思えない。
こういう人が
「恋愛」っていうのを
するんだと、思っていた。
自分には「恋愛」は関係ない、と。
RURIKO
RURIKO
(2008/05/30)
林 真理子
商品詳細を見る

出てくる人物名は
実在の芸能人ばかりで
時代背景は実感できないけれど、
へ〜あの人が…とか、
あの声ね…とか、
思い浮かべながら読むことができる。

一番最後に、
--本書は著者の取材に基づいて、実在の人物をモデルに書かれたフィクションです。
とされている。

これが真実でも虚構でも
どっちでもいい。
林真理子さんのスゴ腕の
見せ所なのかも知れないけれど、
やっぱりすべてが物語として
成立している。

石原裕次郎さんのような
あらゆる意味で
集中力がある人、
そばで見たら惚れるだろうな。

もし私が同世代で
映画やテレビで見ていたら
確実に夢中になって
酔っていたと思うな。

家にテレビが無かった時代は、
夕飯の後、
家族で下駄を鳴らして
映画館に行ったそうです。

東京オリンピックから
その夕飯後の時間は、
家にいながらテレビを
見るようになって、
だから、映画とテレビは
敵対した存在だったそうです。

そして、市川崑監督の
「犬神家の一族」という
『映画』のCMを
『テレビ』でやって
それはありえない宣伝手法だったのに、
この映画は大ヒットして、
映画界の調子も上向いてきた…
という。

不思議です。
たぶんその時代の
その場にいたら
きっと「ありえない!」と
びっくりしたと思います。

当時の「ありえない」は
いま「当たり前」になって、
30年が2回くらいで、
こんなに習慣とか
風俗って変化するのだなぁと
不思議に思える。

いま、私の目の前にも
そういうありえない変化の
元があるんだろうな、と思うと
どうにかあと30年×2回くらい
長生きして、
眺めてみたいな。
おもしろいだろうな。

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